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五月の俳句

聖五月、山々も黄緑となり凌ぎ易く心地よい候となりました。
「爽やか」は秋の季語とのことですが、「青梅と力士」の句は満票でした。
やはり清清しく「さわやか」と言いたいです。
忌憚の無い貴重なご意見にて大変楽ししく有意義でした。

                      写真  大谷且子   文   なお             

彼方より潮の香のあり枇杷熟るる

御前にわれは陽炎如来像

人並みという平穏や胡瓜もみ

富士見えぬ日の富士見台夏落葉

通せんぼされて見上げる夏柳


参道は一方通行若葉風

待合のベンチ占めたる夏帽子

夏雲や水平線は眼の高さ

宮新樹漢まつすぐ力士塚

裸婦像の胸誇らしく風五月 

亜うる

日傘
ひからかさ三尺四方の影のうち

初夏の車内に手話の弾けをり

茶屋薄暑所在無げなる緋毛氈

犬の腹律動正しく夏に入る

新緑の木漏れ日に風透き通る

       
一汝

真白なシエフの長帽夏初め

青梅やちいさき髷の力士たち

緑雨ふる彼方にけぶる斜陽館

聖五月王妃は海の蒼を召し

永き日やボトルシップは海を恋う

      

夕涼や名残りの風の行方かな

ねじ花の紅そっと背伸びせむ

麗人の小さくくぐる薔薇の門

軒先の空蹴り上げて夏神輿

菜の花や地球は丸ろき彼方かな

    
なお


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