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四月の俳句
晩春の肌寒い4月24日句会が開かれました。
今月の課題は「線」、難しかったです。手こずりました。
苦労の結果をお汲み取り頂ければ幸いです。
私たちのグループには明確な指導者という者がおりません
これが良い事なのかどうかわかりませんが、自由に言いたい事が 言える雰囲気があり、楽しい会である事は確かです。

               写真 大谷且子  文 一汝

  廃線路とことこ子猫いづくまで

  陵線を遊ぶむらさき春霞

  ガス燈のゆれる炎や春愁

  藤十郎柿落しぞ春を舞ふ

  母と居るやうに巡りぬ梅の里

なお

  デッサンの線の乱れや春愁

  山門に修羅の大絵馬春の闇

  連翹を目印にして道教へ

  ボール追ひ土筆を摘んで子の戻る

  春の宵遺跡めきたる摩天楼

亜うる

  襟元の白線三本入学す

  行く春の分散和音雨つづく

  集まって密議こらしている青葉

  続編はあとでゆるりと桜餅

  掘り上げし筍がばと天が下
        

  人間に涙腺琴線鳥雲に

  花水木ジャズの流るる蔵の街

  昭和の日土俵は丸く掃かれおり

  種袋隅に小さく花言葉


  車窓より見知らぬ街の花の雨
      

  ふらここの弧線に袖をふくらませ

  書院古り藤花房の色置きて

  幽谷の清気に白山吹も

  囀のこぼれ瀬音にからみけり

  母の背で一心に見る風車

   
一汝


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