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一月の俳句
 12月はお休みでしたので、酔芙蓉1月句会は久しぶりの顔合わせになりました。句会に先立ち、近くのレストランで新年会をいたしました。今月の兼題は「深」。「深い」という使い方が多かった中で「しんしん」という音を表す使い方をした方があり,みな驚き感心いたしました。超結社の句会なので、文語体で書く方、口語体で書く方あり、仮名遣いも旧仮名あり新仮名ありです。自由で楽しい句会です。

    写真 
大谷且子。  文  桂
 

    ふくろうは森の哲人深い闇

    淋しい日人参甘く煮えており

    丸いくつ書いてもいびつ寒の入り

    まなうらに淡い鴇色寒卵
       

    雪深し活断層の眠りをり

    寒落暉追はれていづく鳥一羽

    女子会の顔ぶれ同じ去年今年

   たらふくの雑煮のあとにコーヒーを

   
なお

    交はりの深き戸惑ひ四温の日

    注連飾りして故郷の母のもと

    鍬入れる土匂ひけり春隣

    寒烏杜に短く鳴き交はす

   
一汝

   深々といふ音のあり山眠る

   変声期気合いまつすぐ寒稽古

   Uターンの車内に聞こゆ雑煮談   

   年明くる二拍遅れて古時計 
    
   
亜うる

   深々と二礼二拍手冬木の芽

   その話筋が通らぬ冬木立

   天空の動き整然日脚伸ぶ

   斑雪赤いチョッキの黒い犬
    

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