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11月の俳句
落ち葉散る秋、もの思う秋、そして実りの秋、秋は私たちに
さまざまな贈り物をしてくれます。俳句をつくる者にとっても
句材に事欠かない季節です。とはいえ今月の兼題は「座」と
いう難しいお題でした。星座、座禅、車座だとか考えると
あるものですね。短歌にしろ俳句にしろ美しい日本語を伝える
素晴らしい文化です。四季折々の季語を大事に活かし微力
ながらこの文化を守っていきたいと思います。


                            写真  素材集から

  バス停に手縫いの座布団木の実落つ

  冬薔薇「女の一生」幕を閉ず

  境内に海抜表示鵙高音

  柿すだれ絵本のような空があり


  オリオン座一人の家路急ぎけり

  着ぶくれて本心深くしまいけり

  断崖の水仙いつも不眠症

  その件はそっとしておく龍の玉
   

  煮食み車座になる小六月

  毛糸編む去年とちがう手のゆるみ

  黄落やむき出しになるカフェテラス

  重き荷を下ろし小春のベンチかな

亜うる

  信号の点滅冴ゆるオリオン座

  タクシーに手を上ぐ赤い冬帽子

  色づきし一木冬の濃かりけり

  木漏れ日の先綿虫の消えゆけり
     
一汝

  座禅組む青い目の僧秋深む
  
  川霧の朝日にとけてどんど晴れ

  秋霖や黄泉のあなたへメール打ち

  鳥になり雲となり見む紅葉山 


なお


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