ホームへ トピックスへ 会員広場 お役立ち情報へ SSMとは SSMカレンダー サイトマップ
六月の俳句
梅雨さなかの27日、幸運にも晴れていつもの自治会館に
メンバーが集まりました。出席者は少なかったのですが
いつものように和気藹々の句会となりました。
兼題は「”地”を読み込む」でした。
酔芙蓉は伝統俳句系の方も現代俳句系の方もいらっしゃいます。
それだけにさまざまの意見が飛び出して興味深い議論になります。
今日は句会へ出す句の数、句会で取り扱う句の数がグループに
よってかなり違うということが話題になりました。
指導者がいない会ですから羅針盤の無い船のようではありますが
何でも言い合える楽しい会です。
ご興味のある方、覗きにいらっしゃいませんか?
                      文 桂     写真 棗


  地球儀の小さき指あと梅雨曇

  五月川芭蕉の末の浮遊する

  眠い目に動かぬ釣竿夏の海

亜うる

  夏きざす謳ふ大地に靄かかる

  すずらんの面影すこしクラス会

  草の葉にしばしの眠り青蜥蜴

なお
    
  あやふやな地図の三叉路合歓の花

  雷鳴や奥社に続く杉木立

  黴青し少年たちの秘密基地

    

  五月雨や大地を穿ち大河へと

  梅の実の落つるにまかせ破れ囲い

  箱庭に季節集めて町工場


一汝

  地球儀に深き爪痕日雷

  鮎の宿京より嫁して四代目

  父の忌や梅雨空よぎるプロペラ機


  緑陰や修道院に古書古地図

  蒲の穂のつんつん空へ少年期

  雲はやし直線裁ちの夏の空



酔芙蓉TOPへ