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五月の俳句
今月の兼題は「魚」です。
「紙魚の穴」をシミの穴と読むんですね。ちなみに衣のシミは  「衣魚」「つばめ魚」は飛び魚。  

5月21日は平安時代以来の金環日食が見られました。
雲がかかってだめかと、諦めたところにほんの数秒綺麗な金環を目にして感動しました。
今年はなんだか金環パワーを浴びて、いい年に成りそう〜。
                                  写真・文 美遊

  短夜やゆっくり傾ぐ魚座の尾

  密約は曖昧なまま蛇苺

  風五月群れて明るいフラミンゴ


  五月闇エンジェルフィッシュの尾の揺らぎ

  葉桜のしづくに染まる雨上がり

  露地涼しジョウロ片手の立ち話
 
亜うる

  風通す父の蔵書の紙魚の穴

  ただ眠る母に真っ赤なカーネーション

  薫風を頬ばる鯉の天翔る
    
なお

  雨多き島の正餐つばめ魚

  重き音して真夜中の白牡丹

  はつなつの空へかざしてたなごころ 


  魚網干す細長きまち夏に入る

  新調の老舗の暖簾夏に入る

  下町の変らぬ暮らしオールドローズ

一汝

  青葉騒寺の木魚が目を覚ます

  かくし味に塩一つまみ聖五月

  土掘ればみみず持ちくる地中の香 
 

  聖五月金環日食耀かす

  風薫る魚さばけば側に猫

  黒き虫薔薇のつぼみに顔を描く  
 
美遊


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