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一月の俳句
酔芙蓉の初句会は、年末の句会をお休みしたため、二ヶ月ぶりの顔合わせとなりました。句会に先立ち近くのイタリアンレストランで新年会を行いました。小じんまりしたお店は女性で満席、遅ればせな「女正月」を楽しむことができました。
今月のお題は「紙」。古来から生活に広く活用され、祭事には神聖な役割を持つ「紙」は、一句にまとめるには難しかったかもしれません。それでも新しい年を迎えて、それぞれの一句が詠めました。
今年も、このメンバーで切磋琢磨して、それぞれの俳句を作り上げて行きたいと思います。                        写真、文   亜うる

  山肌は和紙の色合い春隣り

  躓けば母のまじない冬菫

  日脚伸ぶ掃除ロボット移動中


  元旦やポストはみ出す新聞紙

  高野山名将たちの墓冴ゆる

  年賀状宛名プリント一瞬に

美遊

  春隣り旅荷の底の紙包

  初旅や雲の切れ目に見る故郷

  山脈のくびれどっかり冬の霧



  和紙に置く墨の滲みの淑気かな

  リュックよりころがり出し胼薬

  せがまれて五度目のいろはかるたかな

一汝

  白い紙ふわりと広げ七日爪

  冬青空岬に丸い文学碑

  冬銀河未完のままに塔の影



  「あったとさ」花咲爺の紙芝居


  はらからの集ふふるさと小正月


  凧の龍真っすぐ空を突き抜けり


なお

  冬ぬくし紙飛行機に追い抜かれ


  冬の蝶ベンチのかげの秘密基地


  遠富士に手を振り子等の初稽古

亜うる


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