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九月の俳句
夏休み明けの句会です。9月に入っても暑さが続き何時になったら涼しくなるのやらとお日様を恨めしく仰いでましたが
どうやらやっと秋らしくなってきました。
9月の兼題は「金」です。いろいろの金が詠まれました。
  「こんりんざい口を聞きません」
  「金輪際口を聞きません」
会話では目立たないのに、文字にすると俄然存在感を増す言葉ですね。
                               写真、文 美遊
                                                 

秋潮の金波銀波や大夕日

踏み台のぽつんと隅に蚊帳の果

寂として秋草ゆれる文士の碑

一汝

金輪際口を開かぬと鬼胡桃
 
秋扇閉じて眼力ある男

行き詰まったパズル長芋すりおろす

    

ひとすじの金色の道大花野

薬湯のゆっくり効いて赤い月

モノクロの写真一枚秋ともし

 
秋夜長切っても舐めても金太郎

星月夜すらりと立てる観音像

滑らかな檸檬の楕円反抗期


寄り道は仲見世通り出目金魚

ちょっとだぶついた服好し夏果つる

竜胆の小雨にそぞろ仮寝かな
   
 
なお
 
コスモスを摘んで人待つ金曜日

野分けあと運河は山の土の色

歳時記をひもとく夜更け蚯蚓鳴く
   
亜うる

ゴールドをお金に換えて金木犀

台風やテレビに映る逆さ傘

秋めくやホットかアイスと聞かれたり
  
美遊


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