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七月の俳句
梅雨に戻ったかのような蒸し暑い午後、酔芙蓉7月句会が
開かれました。
兼題は「橋」でした。吊り橋、虹の橋、神橋、わらべ橋、
ベイブリッジなど様々な橋が現れました。
 指導者のいない、俳句結社に関係のない集まりのせいか、
様々な発言が飛び出して毎回笑いの絶えない楽しい会に
なっています。
 一つの言葉が歳時記によって季語となっていたりいなかっ
たりという興味深い発見もありました。  
               文 桂、写真 棗
 

  病葉のやさしき塒橋の下

   切り抜きの窓に吹く風夏休み

   朝涼や白樺林風の径

    
なお

    
橋まき場に赤いトラクター

   落城をつぶさに見たり大夕焼け

   
熱帯夜シンガー愛を熱唱す

   

    吊り橋の真ん中あたり風青し

   
十薬や母の気配のふと近く

    廃屋のいよよ傾き縷紅草
 

    炎天や朱塗りの神橋炎とも

   
日盛の衛士とは深き森を背に

   
風鈴の音さへ湿る驟雨かな

一汝

   高塔をビルの間に橋涼み

   
炎天やベース正しき野球場

   
緑陰の濃きを選りて信号待つ
 
亜うる
 
    空を舞う蠅つかみ捕る十七才

  
打水に渇きをいやす野良猫よ

  
南風びょうびょうと喘ぐベイブリッジ

   
美遊

    スリラーのどんでん返し明易し

  
留め金を外したのはだれ熱帯夜

   
わらべ橋過ぎて急坂夏の雲
  


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