ホームへ トピックスへ 会員広場 お役立ち情報へ SSMとは SSMカレンダー サイトマップ
六月の俳句
写真 高橋安吉氏
梅雨の真っ只中に6月句会が催されました。兼題は「砂」
難しかったのですが 好評の「亀の子の盥に少し・・」は
盥を知る世代の懐かしさを分かちました。そして 高得点の
「桑の実に指先染めて・」には皆さんそれぞれの幼い頃の
懐かしい思い出を語り合って とても楽しいひとときでした。
これからも楽しく意義ある酔芙蓉でありたいと思います。
                                         文  なお

   梅雨寒の校庭に残る砂絵かな

    午後の日に蛇の脱穀ぺつちやんこ

   枇杷熟るる古家に昔の暮らしあり

    
一汝

   亀の子の盥に少し海の砂

  塀越えてやんちや坊主の今年竹

   夏の川水切る石の多かりき


   
亜うる

   流木の窪みに歴史夏の砂

   鯉の口梅雨空呑んでしまいそう

   桑の実に指先染めて少年期


   梅雨に入る砂場にスコップそのままに

   雨募る新樹に紅き傘走る

   透きとおるガラスコップに青紫陽花

 
美遊

   木道の上のバランス揚羽蝶

   砂浜にイニシャル二つ夕焼空

  墜ちていく眠りの底に青蜥蜴

 
 
   夏来る砂丘に風の通り道

   万緑を恋いセザンヌの水彩画

   待つ人の傘より淡き合歓の花

   

   やさしさは時に疎まし夏の砂

   涼風にまさかの声の童子像

   父の日や農継がぬ子の里帰


  
なお


酔芙蓉TOPへ