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地震、津波、原発事故と、大きな災害に見舞われた方々に
心からお見舞い申し上げます。
 桜が咲き、季節の移ろいと共に、少しづつほんの少しづつ
復興に向かっていることに僅かに安堵します。
 3月の酔芙蓉はネット句会でしたので、2ヶ月振りに
メンバーが顔を合わせました。まず、地震のあった日、
自分がどう行動したか、周囲がどうだったか等積もる話が尽きず、
なかなか句会モードになれない(笑)状況でしたが、
今月も素敵な句がいっぱい集まりました。
 お目を通していただければ幸いです。お題は「駅」でした。

                                写真、文  一汝


   花の昼地図帳にまだ無人駅

   列島の突端の春波高し

   見えぬもの天地を走り孕猫
 
   
   一駅を歩いてみやうか暮遅し

     傍らに小盃置き桜人

    散り時を申し合わせて落花かな
       
一汝

   単線の駅舎飛燕の忙しい

   春うらら門前町の地域猫

    煮え切らぬボールペンなり春灯し


    無人駅鯉のぼり舞う小学校

    車窓ゆれ黄緑黄色桜色

    黒猫のせなに花びら吉野山

美遊

    燕くる瓦礫と化した駅舎跡

    幸不幸どれも均等種袋

   春眠しトロンボーンの伸び縮み


   春の宵駅前広場のアマバンド

   さくらさくらにはかに町が笑ひだす

   戸を揺する余震に慣れて草の餅

亜うる

   里の駅今年も子燕口四つ

   茫洋と闇紫に亀の鳴く

   春泥をひとつ跳びして卒業す

なお


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