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2月の俳句
この冬の寒さは例年にない厳しさでした。
二月酔芙蓉の句会は二月らしい季題を探して、
それぞれの思いを込めた句が集まりました。
兼題は「道」柔らかな春の日差しを待ちながら
もう少し冬の道を歩きましょう。
春の兆しはもうあちこちに見られま
す。  

                     
        写真, 文, 夕

   梅真白ニコライ堂へ続く道 

   沈丁花ほどけるほどの絹の雨

   かさこそとからくり箱の桜貝

   
   突き当たり白梅の道へ曲がりけり

   耳底にチェロの音響く春の雪

   桃の花少し眠たくなる時計


    

   道の辺にことしも君の福寿草

   降りしきる雪風まかせ旅まかせ

   笹鳴や遠きあの日を飛び交ひぬ
    
なお

   参道の飴やにあふるる春の色

   寒明けの水とろとろと鯉の夢

   園丁の青き作業着春の水


亜うる

   十五歳の登下校道草青む

   泥はねのふくらはぎまで凍ゆるむ

   揺れるには短きおさげ下萌ゆる


一汝

   梅日和回り道して投函す

   春浅しベンチに一つ白帽子

   春菊の香りの強く夕の卓


美遊

   風二月高速道の緩いカーブ

   春立つ日ショウウィンドウに青い靴

   探梅や鉄の扉の朽ちたまま



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