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11月の俳句
写真 夕
わがSSMの中に「酔芙蓉」という小さな俳句の会が出来てから早や5年がたちました。その記念という訳でもないのですが、この秋初めて吟行をいたしました。場所は中央区の「青葉の森公園」です。
晴天に恵まれましたが、風が強く色づいた紅葉が風に舞っておりました。広い公園は自然そのものを活かした森や池や丘が点在し、広場にはさまざまなブロンズ像が思い思いのポーズで佇んでおり、句材には事欠かない美しい公園です。吟行句2句のほか今月の兼題「窓」を掲載いたしました。


                              棗記す

 病院のそれぞれの窓冬ともし

 裸婦像の背中のくぼみ冬日向

 銀杏の実枡にあふれて朝の市



 序列あるようには見えず鴨の群

 着水の鴨のプライド首に見せ

 小春日や魁夷の「窓」よりメロディー

    

 池の面を一掃き二掃き枯柳

 黄色とも赤とも茶とも散紅葉

 北窓を塞ぐ手の皺母に似て

一汝
 
 逆光に透ける紅葉のいのちかな

 山の端にそうっと着地昼の月

 窓に吐く白き呪文や冬に入る

なお

 カラカラと振り向く先に落ち葉踊る

 近づくな紅葉楓の実棘出して

 窓ふいて2.0の秋の空
 
美遊
 
 小春日の彫刻広場の家族像

 小春日や出入り自由のおさらひ会

 黄落やギャラリーの窓は印象派

   
亜うる

 落葉道その又奥にけものみち

 窓に寄り霧笛の長さ確かむる

 折鶴の端のとんがり冬に入る

  


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