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12月の俳句
写真 素材集より
12月の句会は、奇しくもクリスマスの日になりました。例年、見た目も美しい凝ったお料理の「花の木」さんで、句会と忘年会をさせていただいています。今回は、食事の前に、句会と、余興に「袋回し句座」を行いました。お題に即座に一句作ると言う、ほとんど初めての体験でしたが、驚くほど豊かな発想の句ができました。少々頭が疲れましたが、とても勉強になり、楽しい余興でした。
句会の後は、おいしいお料理をいただきながらおしゃべりも尽きず、今年も充実した「納め句会」になりました。酔芙蓉の仲間8人は、これからも仲良く作句に励みます。どうか来年も、よろしくお願いします。  亜うる

   冬銀河円周率の果てもなく

   真っ白な食器揃えて聖夜なり

   再見(さいちぇん)の声消してゆく夜の霧


   師走かな魚屋の灯の煌煌と

   古書市や後ろから来る風邪の神

   寒満月旅の初めは海の街



   電飾をまといて眠る冬木立

   駅弁と蜜柑ならべて押すシャッター

   紅白を斜めに見つつ賀状書く


美遊

    折り合ひをつけて煩悩百八つ

   香のゆれて小さき幸せ柚子湯かな

   煤逃げや本屋辺りが賑はひぬ


なほ

   杖借りて懐かしき友と冬の旅

   年末に同じ夢追い列長く

   店先で迷いて白菜ひとつ増え

せしる

   あるはずの道標見えず雪催 

   目標へ一直線に年の市

   クリスマス一人の米を研ぐ人も



   古寺巡る足に冷たき畳かな

   藁屋根の湯気立ちてをり冬日和

   立たうにも冬の日向のベンチかな


一汝

   女三人いつか黙する冬野かな

   短日や門前そばの香の強き

   荒磯に海鳴り止まず冬銀河 


亜うる

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