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11月の俳句
俳句の世界では冬になりました。銀杏の葉が散り敷き、もはや輝きを失った紅葉が時雨に濡れ
そぼつのを見るようになりました。
来年の日記や手帳もそろそろ買わなくては…
お庭の冬支度、年用意、煤払いの準備も…。
その前に、何かと集まりの多いこの頃体調に
気を遣わなくては…。
 11月の兼題は「茶」でした。
「山茶花」を思いついたAさん、自分だけかと
にんまりしていたらBさんも「山茶花」なのでした
   
                       写真 コメント 一汝


 秋灯下茶の間に卓袱台ありし頃

 病院の廊下は迷路神の留守

 あずき煮る深い眠りを覚ますごと


  
 山茶花のこぼれてもなほ仄白き

 父の忌や語りぐさ善き冬日和

 しがみつく一葉に風や少し冬


           
なほ
    
 冬めくや薄茶好みは母に似て

 だみ声の手締めが送る熊手かな


 柿届く空なつかしき葉をつけて

   
亜うる

 山茶花のことに色濃し退院す

 冬天へ金管楽器の吠える昼

 雑念をきっぱり捨てて冬木立

 

 やわらかに山茶花こぼれ銀座裏

 立冬の風清らかに禅の寺

 枯菊を焚く真っ青な空ありき

   
 冷やかや湯飲み茶碗を頬にあて

 爽やかやライオン像の見る銀座

 久々に兄姉集う墓参り

美遊
    
 縁側の茶飲み話や小六月

 かけひきの声も活気や酉の市

 わだかまりひとつ消したく落葉焚く

一汝

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