ホームへ トピックスへ 会員広場 お役立ち情報へ SSMとは SSMカレンダー サイトマップ
9月の俳句
鎌倉の秋 撮影 夕 
俳句を始めてまだ日は浅いですが、
浅いなりに少しづつ慣れてくると、かえってだんだん難しさを感じるようになりました。
季語、切れ、リズムとルールの多い文学なので、そのルールが体にしみこむまでは、
ついつい指を折りながらの俳句作りになってしまいます。
この頃そういうルールにとらわれない、ただ五七五だけを詠む方向もあるようですが、 私は根本として「季語」だけは俳句の要素からはずせないと思います。
この美しい季節の移り変わりの中にいて、自分の感動にあう「季語」探し、、。
これが今、私の俳句作りの基本姿勢です。
俳句は難しい!でも、この酔芙蓉の会は楽しい自己表現の場です。  夕


     震災を経たる街にも秋の声

     砂利を踏む音のみしけり杜の秋

     魚屋の声よく通り初秋刀魚

  
一汝

       ゆく夏や想ひたどりてまちの角

     露草の金の睫毛に露つぶら

    秋澄みてラ・カンパネラのそっと弾く
 
なお

     旧街道どんぐりたちのお出迎え

    なで肩の石像ひとつ秋の風

    朴訥に彫りし椅子あり秋の蜂

   

     雁渡る運河の街の倉庫群

    秋澄むやピアスは深い森の色

    貝ボタン一つなくして九月尽

   
     街音の遠ざかりゆく寺の秋

    蒲の穂のひとつひとつに違う風

    柏手の二つひびくや鰯雲

亜うる

     秋薄暮紫のベール街包む

    葉鶏頭その赤に似た糸さがす

    秋桜乙女のざわめき恋話

せしる
   
     学童の声戻る街九月かな

     秋の空白熊鯨流れゆく

     赤い実に集う雀や天高し

美遊

      白芙蓉埋め立ての街に住みなれて

     鳥の目に流れる雲や秋彼岸

     かき分けて見知らぬ人と萩の寺


酔芙蓉TOPへ