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五月の俳句
  ジャンヌダルク教会そばの青空市場 撮影 桂 

緑の鮮やかな五月、空気が特別な色を帯びているように感じる季節です。兼題は五月にふさわしい「少年・少女」。さわやかな句が揃いました。句会では、言葉の言い回しや、歳時記による季語の違いや矛盾などが話題になりました。伝統俳句系、現代俳句系、なんでもありの句会だけに何でも忌憚なく話し合えるのが酔芙蓉のよさと言えます。先月から入会された なおさんが句会に初参加。以前より独学で俳句に親しまれていただけに、優しい心情のあふれる句を作られます。どうぞ、これからお楽しみに・・亜うる
 
 母の日や少年の手に小さき赤

 新緑や千の絵の具もなにせむや

 茶摘園真黒き猫に出会ひけり

美遊

 新緑をゆく少年の息残し

 児に還る母の傍らつくしんぼ

 願いかけ引く手の温し御開帳


なお

 絵の中の少女の瞳夏つばめ

 プラタナスの並木夏色の影落す

 螺旋階段どこまで続く五月闇



 さらに漕ぐブランコ少年空つかむ

 初夏の庭花遊び人留守できず

 茗荷の子薄く刻みて豆腐買う

せしる
    
 衣更少年の伸びに追いつかず

 香煙を被る老女や黒日傘

 宮の影灼きつく五月の石畳


一汝

 聖五月ボーイソプラノ透き通る

 ふるさとの名画座跡やリラの雨

 塾の子のサイン.コサイン走り梅雨


 風五月少年ガラスにステップす

 夏帽子香煙入れてまた被る

 葉桜や阿修羅の眉宇のその愁ひ

亜うる

 少年の跳躍ひざに風薫る

 おかっぱのおませな子なり杜若

 百万匹の猫のしっぽやつばな咲く
     

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