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一月の俳句

今年初めての例会。
兼題は「冬の花」。それぞれに作者の個性の現れる句がそろったと思います。
季節の中で冬に咲く花は少ないように思われますが、探せば、控えめながら香りのよい、凛とした花が多いですね。若かかりしころ心惹かれた華やかな花よりは、今、冬の花に魅せられるのは私が「人生の冬も佳き哉」と受け入れているからでしょうか?
しかし、この厳冬が過ぎたら、やさしく、華やかな春の花たちにも早く会いたいものです。       夕

   
     葉牡丹やギャザースカート幾段も

     成人の日平成生まれ現れる
    

      寒風に富士凛々とおわします
  
美遊

      刃物屋の十一代目寒椿 

     噴煙は地球の吐息冬の空

     見たような貌一月の羅漢像
    

      寒卵ピシリと割れて一行詩

      水仙や「踊り子」も見た海の碧

      尼の物干されていたり花八つ手 
     
    日溜りの家族のやうに福寿草

    歌留多取る熱きまなざし冷たき手
   
    もっと降れ雪まろがせに足る程に 

一汝
     
     若水を汲みて神だな燈がともる
    
    ただよへる香り良くして梅真白

    冬薔薇花びら可憐に哀しげに 


     早咲きの水仙日向でスタンバイ

    初雪や妖精たちも舞い降りる

    よき年に期待と祈りの福袋 

せしる
    
    二三両こぼして重き実万両
    
    初夢や獏の喰らひし闇残る

    下の句のふと口にある歌がるた

亜うる

     山茶花のこぼれしままに古き寺

    寒満月照らすものみなまさら

    元朝の蒼天すべて静まれり 

注 一行詩は俳句  
   

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