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四月の俳句



撮影 田辺弘明

桜の季節になるとふと思い出す風景があります.それは十数年前の春、山梨のある田舎みちを歩いていたときのことです。古びた木造校舎があり桜が数本満開でした。
春休みのせいか人影もありません。桜の木も校舎と同様たいそうな古木でした。
春の陽をあび爛漫と咲く花、思わず見とれていると遠い日のことがよみがえり胸が熱くなりました。
古びた木造校舎、満開の桜、「二十四の瞳」の大石先生のような女先生が和服に袴をはき一年生のためにオルガンを弾いて迎えてくれました。どこからか空気が抜けているような音がする古いオルガンでした。一年生は期待と不安で胸がいっぱいでした。
今は木造校舎はどこにもなくすべてコンクリート、オルガンは立派なピアノに替わりました。 変わらないのは「桜」だけでしょうか。
俳句では「花」といえば「桜」を指します。桜には沢山の素敵な季語があります。
花衣、花筵、花冷え、花朧、花の雨、花の昼、花の闇等々。今月はその「花」をお題にいたしました。             やんも記


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